「霊界通信 ベールの彼方の生活〈第1巻〉「天界の低地」篇」
「霊界通信 ベールの彼方の生活〈第2巻〉「天界の高地」篇」
「霊界通信 ベールの彼方の生活〈第3巻〉「天界の政庁」篇」
「霊界通信 ベールの彼方の生活〈第4巻〉「天界の大軍」篇」
・近藤さんは「シルバーバーチの霊訓」「モーゼスの霊訓」そしてこの「ベールの彼方の生活」を英国三大霊訓と呼んでいます。
・訳者より
国教会の牧師であったオーエン氏は自動書記通信が実際にあることを認めるのに10年、その内容の真実性を得心するのに15年を費やしてようやく公表した。
が、その内容が伝統的キリスト教を否定するものであったために、国教会の長老から弾圧を受け撤回を迫られたが、その確信ゆえに断固として拒否し、ついに辞職の道を選び、余生をスピリチュアリズムの普及一筋に捧げた。
・まえがき(G・V・オーエン)
この霊界通信すなわち自動書記または(より正確に言えば)霊感書記によって綴られた通信は、形の上では4部に分かれているが、内容的には一貫性を有つものである。
いずれも、通信を送ってきた霊団が予め計画したものであることは明白である。
母と子という肉親関係が本通信を開始する絶好の通路となったことは疑う余地がない。
その点から考えて本通信が私の母と友人たちで構成された一団によって開始されていることはきわめて自然なことと言える。
それが一応軌道に乗った頃、新しくアストリエルと名告る霊が紹介された。
この霊はそれまでの通信者に比べて霊格が高く、同時に哲学的なところもあり、そういった面は用語の中にもはっきり表れている。
母の属する一団とこのアストリエル霊からの通信が第一巻「天界の低地」を構成している。
この言わば試験的通信が終わると、私の通信はザブディエルと名告る私の守護霊の手に預けられた。
母たちからの通信に較べると流石に高等である。
第二巻「天界の高地」は全部このザブディエル霊からの通信で占められている。
第三巻「天界の政庁」はリーダーと名告る霊とその霊団から送られたものである。
その後リーダー霊は通信を一手に引き受け、名前も改めてアーネルと名告るようになった。
その名のもので綴られたのが第四巻「天界の大軍」で、文字どおり本通信の圧巻である。
前三巻のいずれにも増して充実しており、結局前三巻はこの第四巻のための手馴らしであったとみても差し支えない。
内容的にみて本通信が第一部から順を追って読まれるべき性質のものであることは言うまでもない。
初めに出た事柄があとになって説明抜きで出てくる場合もすくなくないのである。
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