「インペレーターの霊訓―続『霊訓』」
・訳者まえがきより
本書は英米をはじめとする西洋各国で“スピリチュアリズムのバイブル”と呼ばれて百年以上もロングセラーを続けている『霊訓』の続編である。
(中略)
さて、この続編はモーゼスの死後、恩師である医師のスピーア博士の夫人が、博士宅で催された交霊会の筆記録の中から、ぜひとも公表すべきであると思われるものを選んで心霊誌Lightに掲載し、それにモーゼス自身が同じ心霊誌に発表していた記事の中から参考になるものを精選して、それといっしょに一冊にまとめたものである。
・本文より
われわれは人間に対して、自分をおいて他にいかなる救い主も説きません。
胸をえぐられる思いの後悔の念と深甚なる償い_罪の結果はそれしかありません。
悪いと知りつつ犯した罪が生み出すその結果から逃れられる者はいません。
誰一人いません。
お慈悲を求めていかに大げさに泣き叫んでみても、それだけで即座に神の御前に侍らせていただけるようなことは断じてありません。
また底無しの地獄絵図など、われわれは説きません。
肉体的に、精神的に、そして霊的に、地上の人間としての義務を果たすことによって徐々に幸せに、少しずつ神らしく成長していきます。
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